https化はどうやってする?導入の方法を解説

2024年7月8日

https化はどうやってする?導入の方法を解説

https化のメリットと重要性

サーバー証明書の導入は、企業にとって多くのメリットをもたらし、ウェブサイトの安全性と信頼性を向上させるための重要な対策です。

セキュリティ強化

HTTPS通信は、SSL/TLSという暗号化技術を用いてウェブサイトとユーザー間の通信データを保護します。これにより、個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータが盗み見られるのを防ぎ、安全なオンライン取引を実現できます。

偽装サイト対策

サーバー証明書は、認証局が発行するもので、ウェブサイトのドメイン名と運営会社の情報などを照合して発行されます。これにより、第三者が偽装サイトを作成してユーザーを騙すことを防ぐことができます。

SEO対策

Googleなどの検索エンジンは、HTTPS通信を採用しているウェブサイトを上位に表示する傾向があります。そのため、SEO対策としても、HTTPS通信の導入が重要となっています。

ユーザーの信頼獲得

ウェブサイトにサーバー証明書が導入されていると、ユーザーは安全なサイトであることを認識し、安心感を持って利用することができます。これは、顧客満足度向上やブランドイメージ向上にもつながります。

・オンラインショッピングサイトでは、顧客の個人情報やクレジットカード情報などの重要データを扱うため、HTTPS通信は必須です。
・偽造されやすいドメイン名を持つウェブサイトでは、サーバー証明書による偽装サイト対策が重要になります。
・SEO対策に力を入れているウェブサイトでは、HTTPS通信の導入により、検索順位の向上を目指すことができます。

サーバー証明書は、ウェブサイトの安全性と信頼性を向上させるために重要なツールです。企業は、これらのメリットを理解し、積極的に導入を検討することが推奨されます。

https化(常時SSL化)導入の手順

https化(常時SSL化)導入の手順

SSL証明書を取得するには、まず種類を選ぶ必要があります。認証の内容に応じて、ドメイン認証、組織認証、EV認証の3種類から選択できます。

ドメイン認証は、ドメインの所有権を証明するもので、短時間で発行され、料金も低価格です。
組織認証は、ドメイン所有権に加え、組織情報を証明するもので、企業や団体に適しています。

EV認証は最も厳しい審査が必要で、発行までに時間がかかり、料金も高額になりますが、高いセキュリティを求める場合に適しています。
認証局は、SSL証明書を発行する機関です。有名な認証局としては、GMOグローバルサイン、シマンテック、バリデーションなどがあります。それぞれの認証局は、料金や発行速度、サポート体制などが異なるため、比較検討して選ぶことをおすすめします。

SSL証明書を取得するには、認証局に申し込み、審査を受ける必要があります。審査内容は、ドメインの所有権確認や組織情報確認などが挙げられます。審査通過後に、SSL証明書が発行されます。

申し込みに必要な情報

セキュリティ対策のために、ウェブサイト管理者はSSL証明書を必要とする際に、さまざまな情報を提供する必要があります。この情報は、コモンネーム、組織名、部署名、サイト運営者の所在地、国別番号を含んだディスティングイッシュネームにまとめられます。ディスティングイッシュネームが信頼できる機関によって検証されることで、SSL証明書は発行されます。

SSL証明書を発行する場合は、サーバ管理者はサーバーに応じて、適切なCSR(証明書署名要求)生成アプリケーションを選択する必要があります。CSRは、秘密鍵を含む公開鍵証明書であり、ウェブサイトの公開鍵と証明書発行者の公開鍵を使って暗号化されます。

認証手続きとは?

サーバー証明書を発行するためには、認証手続きが必要です。これは、ドメイン名や電話番号を使って、申請者が本当にそのドメインの所有者であることを証明するプロセスです。

必要な情報

認証手続きに必要な情報は、主に次の2つです。
・ドメイン名登録情報
・電話番号

認証方法

認証方法は、主に3つに分かれます。
・ドメイン名認証
・電話認証
・郵送認証

ドメイン名認証
ドメイン名認証は、DNSレコードに特定のデータを設定することで、ドメインの所有権を証明する方法です。
電話認証
電話認証は、認証局から電話で連絡があり、本人確認を行うことでドメインの所有権を証明する方法です。
郵送認証
郵送認証は、本人確認書類を郵送で認証局に提出することで、ドメインの所有権を証明する方法です。
詳細情報
認証手続きの詳細については、サーバー証明書の発行元の情報を確認してください。

サーバー証明書インストール

サーバー証明書のインストールと設定が完了したら、認証手続きは完了です。

サーバーへのSSL証明書のインストールは、サーバーの種類によって方法が異なります。サーバー管理者やレンタルサーバーのサポートページなどを参照してください。また、サーバーの設定を変更し、HTTPS通信を有効化する必要があります。設定方法もサーバーの種類によって異なります。
HTTPからHTTPSへのリダイレクト設定は、ユーザーがHTTPでアクセスした際に、自動的にHTTPSにリダイレクトさせるための設定です。リダイレクトの設定方法もサーバーの種類によって異なります。
上記のステップを完了したら、SSL証明書が正しくインストールされているか、リダイレクトが正しく行われているかを確認してください。

注意点

SSL証明書には有効期限があるため、期限が切れる前に更新する必要があります。更新作業は、新たにSSL証明書を購入する必要があります。
SSL証明書の費用は、種類や認証局によって異なります。ドメイン認証は数千円から、EV認証は数万円から数十万円ほどかかります。

 

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Posted by admin_chennaultammla